葉酸
妊活を始めると必ず聞く栄養素「葉酸」。葉酸は妊活にとって本当に重要な栄養素です。
葉酸とは
葉酸は胎児の成長に欠かせない栄養素です。
妊娠超初期、妊娠初期はもちろん、実は、妊娠前から摂る方がよいことをご存知ですか?
その理由や「葉酸」が多く含まれる食べ物などをご紹介します。
葉酸は妊活中も必要なの?
子供を望む夫婦にとって重要な卵子と精子も細胞ですから、卵子へと育つとき、精子へと育つときも盛んに細胞が分裂していくため葉酸が重要になります。また、胎児の神経管閉鎖障害の発症リスクを予防することにも繋がります。
葉酸はどんな野菜から摂るの?
葉酸を多く含む食品
- 鶏レバー
- モロヘイヤ
- ブロッコリー
- ほうれん草
- 春菊
- アスパラガス
葉酸はどれぐらい必要?
1日の摂取推奨量:
30歳~49歳
男性・女性ともに 240μg
それに加えて、妊婦は1日240μg、妊娠を考えている女性は1日400μg、授乳中の方も1日100μgの葉酸の追加が推奨されます。
女性に限らず、男性、子どもにも大切な栄養素です。
葉酸を効率良く摂ろう
普段の食事から摂ろう
葉酸を多く含む食品を普段の食事から摂り入れることを意識しよう。
サプリメントで補おう
サプリメントなどに含まれる葉酸の方が食事性の葉酸と比べて吸収性においても、代謝性においても優れています。積極的に摂り入れよう。
妊活中~妊娠初期の女性は、葉酸の1日の推奨摂取量が通常時よりも多く、厚生労働省もサプリで摂取することを推奨しています。
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漢方
不妊症、不育症におすすめされる「漢方」。
妊娠は、「からだ」と「こころ」の両方に影響を受けるデリケートな問題です。
そこで、私たちに元々備わっている自然治癒力を高めて、心身の状態を健康に導いたり、体質を改善してくれたりする作用のある漢方が注目されています。
漢方による体質改善を
漢方の観点から不妊の状態を見ると、からだの血の巡りが停滞していたり、冷えや胃腸機能の低下でからだに十分な栄養が行き届いていなかったりする場合が多いです。
また、ストレスやプレシャーにより気の巡りが悪くなると、ホルモンバランスの乱れや身体機能の低下につながり、妊娠しにくい状態になることもあります。
ストレス
自律神経のバランスが乱れることで、女性ホルモンのバランスにも影響が出ます。
ストレスを受けた際に分泌されるコルチゾールというホルモンには、女性ホルモンの分泌を抑える働きがあります。
冷え性
冷え性になると血管が収縮することで血流が悪くなってしまいます。
血行不良が起こると、卵巣や子宮にも栄養が行き渡りにくくなるために、女性ホルモンの分泌が悪くなったり、子宮内膜が正常に機能しなくなったりするなど、不妊につながる症状や病気につながる可能性もあります。
冷えは万病の元と言います。
栄養不足
無理なダイエットによる栄養不足は、女性ホルモンのバランスが乱れて生理不順・無排卵につながり不妊の一因になります。
また、1日に必要な摂取カロリーは満たしていたとしても、現代人は炭水化物や脂質の摂取量が多く、タンパク質やビタミン・ミネラルが十分に摂れていない場合が多いといわれています。
タンパク質は臓器や血液などを作るために必要な栄養素で、不足していると健康な卵や精子を作れないだけでなく、胎児の発育にも影響を与えます。同じくビタミン・ミネラルも細胞を生成するのを助ける働きがあるため、不足しないように注意が必要です。
妊活におすすめの漢方
当帰芍薬散 トウキシャクヤクサン
当帰芍薬散には、血の不足を補うとともに水の巡りを良くすることでからだ全体の代謝を整える作用があります。全身の血行を改善してからだに必要な栄養分を行き渡らせ、からだを温めて全身の冷えを改善し、妊娠しやすい状態へと整えます。
加味逍遙散 カミショウヨウサン
加味逍遥散は、血行不良の状態(瘀血)を改善したり気の巡りを良くしたりする働きがあります。そのため性周期に連動するイライラや精神不安定、過緊張に効果的です。
柴苓湯 サイレイトウ
柴苓湯は、内臓を健康な状態へと整えて胃腸の消化吸収を高めたり、免疫機能を調整してからだの抵抗力を高めたりする働きがあります。柴苓湯は従来から習慣性流産・不育症に対して用いられています。
八味地黄丸 ハチミジオウガン
八味地黄丸は、腎生殖機能を全般的にサポートし卵巣機能を高める作用があるとされています。「腎虚」の状態を改善する効果のある代表的な漢方薬です。八味地黄丸を服用した難治性不妊の患者において卵胞刺激ホルモンや回収卵子数、受精卵数の有意な増加が認められたという国内の報告もあります。
漢方薬は保険適用になるの?
病院やクリニックで医師の診断を受けて、不妊治療のために漢方薬を処方された場合は、基本的には保険適用になります。
一方で、 漢方薬局で直接漢方薬を購入する場合や、ドラッグストアなどで市販の漢方薬を購入する場合は、保険適用にはなりません。
人によって必要な漢方は違います。
自己判断せずに病院で処方を受けてくださいね。
ただ、忙しくて病院に行けない、という方もいらっしゃるので、私が最初に試した漢方を載せておきます!
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